北上・西和賀

サケに学ぶ命の重さ 保育園で調理イベント ちゃんちゃん焼き味わう【北上】

サケのちゃんちゃん焼きを味わう園児たち

 食育の一環として、北上市鬼柳町のおにやなぎ保育園(吉田美輝子園長、園児105人)は8日、サケの調理イベントを同園で行った。講師がさばいたサケをちゃんちゃん焼きにして味わい、見学した園児たちは命をいただくことの重さを感じ取った。

 地産地消に積極的に取り組む同園は、食について理解を深めてもらおうと、11月11日の「鮭(さけ)の日」に合わせてサケを調理する機会を設けている。

 4回目となる同日は、0歳児から5歳児までの全園児が参加。吉田園長が鮭の日について説明した後、同園に食材を提供している中央食品(花巻市)の小原秀一代表取締役が、体長70センチほどのサケを包丁でさばいて切り身にしたり、イクラを取り出すなどして特徴を紹介し、「魚を食べると元気になるよ」と呼び掛けた。その後、さばいたサケは、野菜と一緒にみそ味の「ちゃんちゃん焼き」にして給食で味わった。

 興味津々で調理を見守った園児たちは、サケの体の内部を観察したり、イクラがサケから取れることを学ぶなどして、命をいただいて生きる食の大切さを感じ取った様子だった。

 横山紗梛ちゃん(3)は「イクラがサケの中に入っているところを初めて見て驚いた。ちゃんちゃん焼きにして食べたサケはおいしい」と顔をほころばせた。

 用意された素材は東日本大震災後に育った宮古産のサケ。吉田園長は「スーパーで売られている魚は切り身で本当の姿を見る機会は少ないので、命をいただくことの大切さに触れるこの行事を今後も続けたい」と話している。

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