雪舞うフィールド ライバルたちと熱く 黒沢尻工 花園向け、合同強化試合【北上】
12月27日に大阪府東大阪市で開幕する第98回全国高校ラグビー大会に向けた東北地方と北海道地区代表校の合同強化試合は23日、北上市相去町の北上総合運動公園で始まった。本県の黒沢尻工も参加し、花園出場を決めたライバルたちと練習試合を通してレベルを高め合っている。25日まで。
強化試合は同公園を管理する市体育協会の協力で2009年から実施。今年は同校を含む7校が参加し、練習試合や合同練習などに3日間の日程で取り組む。
初日は5校が参加し、黒沢尻工は仙台育英(宮城)、青森北(青森)、聖光学院(福島)と対戦。プレーを通して守備やFWの連係などを確認した。
佐藤稜真主将(3年)は「交流試合はいつもと違った戦い方ができるので、花園でどんな戦い方が通用するのかを意識して臨んだ。自分たちらしいプレーでトライを取り切れた一方、規律の乱れや反則が続く場面もあったので修正していきたい」と意気込んだ。
2日目は午前に合同練習、午後に練習試合を行う。最終日までに全体で約40試合が予定されている。