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将来の五輪出場に意欲 アイスホッケー女子U14の福田さん カナダ遠征報告【岩手】

達増知事(右)にアイスホッケーの道具を説明する福田さん(中央)

 日本アイスホッケー連盟が派遣した女子U14チームのカナダ遠征に参加した奥州市の福田奈生さん(水沢中学校1年)は26日、県庁を訪れ、達増拓也知事に海外での貴重な体験を報告した。

 福田さんが所属する県アイスホッケー連盟の松岡寛樹理事長、所属チームの水沢ドルフィンズ関係者らと知事を表敬した。

 身長174・5センチの福田さんは「外国の選手と試合をして体格やスキルの差があっても対等に戦え、自信になった」と報告し、「岩手県で初めてのアイスホッケー女子オリンピック選手になりたい」と意欲を語った。

 ゴールキーパーの福田さんからフェイスガードやグローブ、スティックなど道具の説明を受けた達増知事は「日ごろの練習も含めていろんな経験を積み、地元の皆さんに支えられて世界に羽ばたく選手として活躍してほしい」と激励した。

 9月の遠征メンバー18人のうち17人が北海道の選手で、福田さんが唯一の本州選手。遠征中は13、14歳の同年代チームとの練習試合2試合、国際試合5試合があり、福田さんはもう1人のキーパーと交代しながら出場し、国際試合2勝1敗2分の戦績に貢献した。

 福田さんは12月に県選抜チーム選手として栃木県でのJOCジュニアオリンピックカップ大会に出場する予定。

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