県内外

街を彩る大型リース 県産木材利用・盛岡

プラザおでって前に設置されたシンボルリース。スギの葉やナンブアカマツが使用されている

 盛岡市などは、県産木材で作った大型のリースを市内各所に設置する「Waのまちもりおかリースフェスティバル」を開催している。冬の市街地を華やかに彩り、クリスマスムードを盛り上げている。12月25日まで。

 森林資源を生かした環境教育とにぎわい創出につなげることを目的に、市と関係団体が毎年開催。リースは約100人のボランティアが製作し、プラザおでってやクロステラス、カワトクなど市内中心部13カ所に展示。来月16日からはユートランド姫神にも追加される。

 このうちプラザおでって前には、直径約2メートルのシンボルリースがお目見え。市内で間伐されたスギの葉や、県産のナンブアカマツが材料に使用されている。夜にはリースに取り付けた約100個の発光ダイオード(LED)を点灯し、幻想的な雰囲気を演出する。

 シンボルリースの点灯時間は午後4~8時。長澤秀則市農林部長は「リースは森と街、人をつなぐシンボル。森の素材が織り成す美しい街並みを見て、森林の恵みを知ってもらいたい」と語っている。

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