一関・平泉

ママさんバレー 厳美が全国大会へ 来月7日、福島で開幕 47チーム出場【一関】

全国ママさんバレーボール冬季大会に出場する厳美の選手
「一つでも多く試合を」

 福島県で12月7~10日に開かれる第8回全国ママさんバレーボール冬季大会(全国ママさんバレーボール連盟主催)に、一関市の厳美が出場する。厳美の全国大会出場は5年ぶり2度目。選手たちは強豪チームとの対戦に気持ちを高ぶらせながら、一戦必勝を誓っている。

 厳美には、同市厳美町、中里、赤荻などの20~50代が所属。今年2月から県内の公式戦は負けなしで、8月に花巻市で開かれた県予選も危なげなく優勝。9月に奥州市で開かれた第46回東北ママさんバレーボール大会も制した。

 平均身長の高さと、どこからでも攻撃できるのがチームの強み。現在は攻撃パターンを増やすべく練習を重ねる。エースはチーム最長身175センチの武居香織選手で、高さのあるスパイクで得点を挙げる。

 小野寺俊コーチの下、厳美中学校体育館で週1回の練習を続ける。今月には同じく全国大会出場を決めたおもだか(山形)、レディース高砂(宮城)との練習試合を行い、さらなるスキルアップを図った。

 小野寺コーチは「相手に合わせて攻撃パターンを変えられるようにしたい。試合では自分たちからのミスをなくし、リズムをつくって試合の主導権を握りたい」と意気込む。

 全国大会には47チームが出場し、7日に開会式を実施。8、9日に予選リーグを行った後に、10日の決勝トーナメントで頂点を争う。阿部浩子監督は「チーム一丸となり、今年はずっと走り続けてきた。地域の方々の支えを力にし、選手一人ひとりの意識をさらに高めて全力で頑張りたい」と語る。

 厳美は5年前の大会では予選リーグで敗退を喫している。佐藤敦子主将は「前回出場した時は、全チームのレベルが高く、予選で選手の体力が続かなかった」と振り返り、「普段とは違うチームと対戦でき、自分たちの実力を知るいい機会でもある。粘り強く、一つでも多く試合がしたい」と力を込める。

 厳美メンバー

(丸数字は背番号、敬称略)

 ① 佐藤 敦子
 ② 千葉 美和
 ③ 佐藤 由希
 ④ 武居 香織
 ⑤ 千葉まゆみ
 ⑥ 菊地美津子
 ⑦ 小野寺 緩
 ⑧ 菊池比奈子
 ⑨ 真崎奈織美
 ⑩ 阿部 麻美
 ⑪ 小岩沙弥佳
 ⑫ 小野寺由加

監督 阿部 浩子
マネジャー 小岩トモ子

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