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流行シーズン入り インフル 昨季より2週間遅く【岩手】

 県医療政策室は19日、本県の1定点医療機関当たりのインフルエンザ患者発生状況(定点報告)が1・45となり、流行開始の目安「1・0」を上回ったため「流行シーズンに入った」と発表した。流行シーズン入りは昨季より2週間遅い。

 患者発生状況の推移は、第46週(11月12~18日)が0・14、第47週(11月19~25日)が0・28で、第49週(12月3~9日)が0・45に増加。流行入りの第50週(12月10~16日)は、保健所別で大船渡が3・17と最も高く、以下、奥州1・83、一関1・57、盛岡市1・36などだった。

 同室は、インフルエンザは通常、年末から徐々に患者数が増え始め、3月にかけて大きな流行を見せると説明。感染予防策として、手洗い・せきエチケット(マスク着用)励行や十分な栄養と睡眠を取る体調管理などを挙げ、症状がある場合は早めに医療機関を受診するよう呼び掛けている。

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