大谷 2度目の受賞 日本プロスポーツ大賞
日本プロスポーツ協会は20日、今年の内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞に米大リーグでア・リーグ新人王に輝いたエンゼルスの大谷翔平選手(花巻東高出)を選出した。2年ぶり2度目の受賞。東京都内で行われた授賞式で「周りの方の支えがあって一年間、野球を楽しむことができた。何度でも受賞できるように頑張りたい」と喜びを語った。
安倍晋三首相も出席し、「ベーブ・ルースを超える快挙と言ってもいいのではないか。日本人として誇りに思う」と祝福。4月にトランプ米大統領と食事をした際に「大谷選手はすごいな」と話題を振られ、顔写真を見せると「世界で俺に次いでいい男だぞ」とメラニア夫人に紹介していたエピソードを披露した。
殊勲賞は、世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王座を獲得して3階級制覇を遂げた井上尚弥(大橋)、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で16強入りした日本代表、プロ野球で2年連続日本一のソフトバンクが選ばれた。最高新人賞はプロ野球セ・リーグ新人王の東克樹投手(DeNA)に決まった。【時事】