北上・西和賀

色鮮やかな夜の風景 市内中心部で景観さんぽ【北上】

北上市役所東側のリボンシャワー。北上地区電気工事業協同組合青年部がヒマラヤスギに発光ダイオード(LED)電球と赤いリボンを取り付けた=北上市芳町

 北上市主催の2018年度第3回「景観さんぽ」は19日夜、市内中心部で行われ、参加者は北上の夜の景観を楽しんだ。

 市民に冬の景観への関心を高めてもらおうと今回、初めて夜に実施し市民ら8人が参加。市役所からJR北上駅周辺、歓楽街を練り歩き、各店舗や施設の灯(あか)りやイルミネーションを観賞した。

 ほのかな灯りを照らしだす店や施設、街灯、色鮮やかなイルミネーション、クリスマスツリー、リボンシャワーなど多種多様。昼間とは違った各店、施設の姿に、参加者も感心しながら見入っていた。

 同市岩崎の髙橋勝さん(70)は「夜改めて見ると景観、イルミネーションが工夫されていると感じた。また一つまちの魅力を感じた」と再発見したよう。同市新穀町の菅野晴香さん(31)も「生活のための灯りもあり、自然で温かい感じがする」と満足していた。

 案内したいわてNPO-NETサポート(同市)の菊池広人事務局長は「夜は灯りの色一つで一気に景観が変わる。小規模店舗の灯りのこだわり、この時季ならではの夜の景観を味わってもらえたのでは」と話した。

▲照らし出されたレストランの灯り。外灯、内部の光が共に輝きを放っている=北上市青柳町

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