県内外

高大連携ウインター・セッション 生徒900人、大学に触れる【岩手】

ウインター・セッションで岩渕学長(左)の講演を聞く県内の高校生

 高校生を対象に大学の授業科目を公開する2018年度高大連携「ウインター・セッション」が25日、盛岡市の岩手大など県内5大学で始まった。27日までの日程で県内69の公立、私立高校から900人を超える生徒が参加。講義などを通じて大学で行われている教育や研究に触れ、進路に対する意識を高めている。

 県内の大学など10の高等教育機関で組織するいわて高等教育コンソーシアムと県教育委員会が主催。高校生の進路意識の高揚と学力の向上、高校と大学との連携や接続の円滑化、魅力ある大学づくりなどを目的に実施している。

 25、26の両日は県内5会場で学部ごとに15のプログラムを実施。岩手大では「地域を先導する大学を目指して~地域を知る、世界を知る―」と銘打ったプログラムに45校から232人の生徒が参加し、岩渕明学長の講演と八つの講義が行われる。「大学で何を学ぶのか」と題して講演した岩渕学長は、大学では豊かな人間性を育み、コミュニケーションの基礎となる教養を身に付け、科学する心と意識を磨き、社会や世界を知る場だと強調。「岩手大に入ったらではなく、大学というものに入る理由を熟考してほしい」と呼び掛けた。

 また、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTや人工知能(AI)、自動運転といった技術革新は「第5次産業革命」とも言うべき新たな社会変革を生み出す可能性があると、次世代を担う若者たちへエールを送った。

 同大に興味があり、具体的にどのような研究をしているのか知りたいと参加した県立一関一高2年村上彩人君(17)は「将来の夢に対してのアプローチ方法にヒントをもらった。実現可能な夢を探すには大学に入学してからでも遅くない」と学長の講演に熱心に耳を傾けていた。

 27日は盛岡市の市民文化ホール(マリオス)で受講者全員を対象とした大学における分野別学習内容の紹介や進学講演会が行われる。

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