一関・平泉

歳末点描 新年の多幸願い イノシシのガラス置物並ぶ【一関】

来年の干支にちなんだイノシシの置物が並ぶサハラガラスパーク

 2019年の干支(えと)「亥(い)」にちなみ、一関市厳美町のサハラガラスパーク(野村実取締役支配人)は、イノシシをかたどったガラスの置物を制作、販売している。

 開運招福や商売繁盛につながる縁起物として毎年、工房の職人が干支にちなんだガラス細工を手作りしており、今年は金箔(きんぱく)をあしらった物や親子のイノシシなど約20種類の置物を用意した。台座やびょうぶ、小づちなども一緒に販売し、自分の好きな組み合わせで部屋に飾ることができる。

 全て手作りのため、同じ種類でも表情や形に少しずつ違いがあるのが特徴。中でも金運、健康、恋愛、仕事、厄よけの願いを込め、5色に色分けした風水シリーズが一番人気という。

 職人の佐藤健一さん(45)は「以前に作ったイノシシよりもリアリティーの増したガラス細工に仕上がった」と自信作に満足げ。野村支配人は「今年は発売前から販売時期の問い合わせが来た。楽しみにしてもらって大変喜ばしい。実際に見て選んで、愛着を持ってもらえたらうれしい」と話している。

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