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黒工きょう初戦 全国高校ラグビー

30日の初戦に向けた練習でセットプレーの確認などを行った黒沢尻工=大阪市・南港中央公園

 【大阪・阿部安希子】第98回全国高校ラグビー大会は29日、試合のない休養日となり、本県代表で出場している黒沢尻工は初戦となる30日の静岡聖光学院(静岡)戦に向け、大阪市住之江区の南港中央公園で最終調整を行った。

 選手たちは基本のパスやタックルをはじめ、セットプレーの確認や実戦形式の練習に汗を流した。FWの練習には28日の1回戦で静岡聖光学院が高鍋(宮崎)を圧倒したモールの対策も取り入れ、万全を期した。

 黒沢尻工は23日に大阪入り。同志社や関西学院、大阪産業大付との練習試合を重ねるなど実戦を積み、初戦に照準を合わせてきた。

 佐藤稜真主将(3年)は「大阪入りしてすぐの頃は全体的に動きが鈍かったが、他校との練習試合で修正を重ね、切れが増してきた」と公式戦の勘を取り戻した様子。「静岡はディフェンスが激しく、キックのバリエーションが多い。FW戦は自信があるのでテンポの良いアタックを仕掛けていきたい」と気合を入れた。

 Bシードの黒沢尻工は2回戦からの登場で、試合は大阪府東大阪市の花園ラグビー場第1グラウンドで30日午後2時30分キックオフ。

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