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黒工、16強入り 全国高校ラグビー 静岡聖光学院に17―12

前半7分、カウンターアタックからFB手束(右)が先制トライを奪い5-0とする=30日、大阪・花園ラグビー場

 【大阪・阿部安希子】第98回全国高校ラグビー大会は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦16試合が行われ、本県代表の黒沢尻工(4大会連続30度目出場)は、静岡県代表の静岡聖光学院(3大会ぶり5度目出場)を17―12で下し、7大会ぶりに16強入りを果たした。【9、社会面に関連】

 Bシードの黒沢尻工は、前半7分に自陣10メートルライン付近からカウンターアタックを仕掛け、FB手束勇陽(3年)が鋭いステップで相手ディフェンスをかわし独走して先制のトライ(7-0)。そこからFW戦で後手に回って失点したが、28分には敵陣ゴール前のスクラムからWTB阿部有(3年)がトライして12-5で折り返した。

 後半20分に同点とされたが、直後のキックオフから攻め入り、敵陣22メートルライン付近のラインアウトからモールで押し込んでFL北田卓寛(3年)のトライで勝ち越した。

 佐藤稜真主将(3年)は「ミスが目立ち、焦りからトライを取り損ねる場面が多かった。次戦では自分たちらしいプレーで、目標の8強入りを果たしたい」と気を引き締めた。

 黒沢尻工の初戦突破は2大会連続。次戦は2019年1月1日の3回戦で、同じBシードの常翔学園(大阪第3)が相手となる。試合は同ラグビー場第3グラウンドで午前11時55分キックオフ予定。

momottoメモ

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