花巻
地域の菓子 詰め合わせ 地域おこし協力隊員ら考案 マルカンで販売【花巻】
花巻市の地域おこし協力隊員らが考案したお土産セット「いわて盛り」が、同市上町のマルカンビル１階で販売されている。花巻の菓子を詰め合わせた「花巻セット」に、矢巾町の隊員が企画した「やはばセット」も加えて来店者にＰＲしている。
いわて盛りは、県南地方の地域おこし協力隊員のアイデアで生まれた。２０１７年５月に花巻、北上両市で先行して発売し、その後、県南を含む県内各地の隊員によって奥州セット、一関セット、さんりく盛りなどを発売してバリエーションを増やしている。
花巻セットは「麦花めぐりラスク」（エピ）、「雑穀フロランタン・るぐらん」（同）、「エーデルワインゼリー」（髙鉱菓子舗）、「ササチョウの味噌（みそ）きゃらめる」（佐々長醸造）でいろいろな味を楽しむことができる。価格は税込み６００円。
いわて盛りに「やはばセット」が加わったことで、マルカンビルでもＰＲを兼ねて発売。隊員の藤岡裕子さん（35）が企画し、矢巾町の農家女性と盛岡市の老舗菓子店が開発した和風マカロン「岩手のお米香ばし もな香」やクッキー、リンゴゼリーなど４種類を袋詰めした。税込み６５０円。
花巻市地域おこし協力隊の岡田芳美さん（32）は「花巻の４種類の味を楽しんでもらいたい。矢巾町のお土産も併せて手に取ってほしい」とＰＲする。いわて盛りの袋詰め以外に、箱詰めも近く発売する予定で、パッケージを開発中という。
花巻セットはマルカンビルと同市松園町の「いわてのギフト」で発売している。やはばセットは通常は矢巾町内のショッピングセンターアルコなどで発売し、同ビルでも数量限定で扱っている。
