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三陸の新商品、手芸品ずらり 盛岡 事業者ら共同販売会

沿岸地域の事業者が新商品などを出品している共同販売会「りあすぱーくマルシェ」

 東日本大震災津波からの復興支援を目的とした被災地域の団体や事業者による二つの共同販売会は、盛岡市菜園のパルクアベニュー・カワトクで開かれている。沿岸地域の手作り品や新商品が関心を集めている。8日まで。

 手しごとに関わる任意団体・colle―color(これから)主催の「手しごと絆フェア」は夏・冬開催で11回目。5日から8団体がタオルや衣類、手提げ、人形などの手芸品、藍染め品、クラフト小物などを出品している。

 さんりくチャレンジ推進事業受託コンソーシアム(県委託事業)主催の「りあすぱーくマルシェ」は同じく3回目。6日から岩手三陸の新商品の販路開拓に取り組む事業者14社(商品のみの6社含む)が出店した。

 カキの薫製(大槌町)や行者ニンニクのラーメン(洋野町)、ダブルクリームチーズ(田野畑村)、山ブドウ染め織りのバッグやストール(岩泉町)、白樺樹液から作ったスキンケア製品(久慈市)などが並び、来場者が買い求めていた。

 両販売会を取りまとめるSAVE IWATEの寺井良夫理事長(61)は「復興支援というだけでなく、三陸の商品の良さを知って買ってくれる人が増えた」と語る。

 両販売会とも午前10時~午後7時(最終日午後5時)。

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