奥州・金ケ崎

走って跳んで争奪戦 黒石親子ジャンボかるた【奥州】

黒石親子ジャンボかるた大会競技部門で、目当ての札にダイビングする児童

 第31回黒石親子ジャンボかるた大会の競技部門は6日、奥州市水沢の黒石小学校で開かれた。地域の親子が雪に覆われたグラウンドを駆け回り、時事ネタなどを盛り込んだ特大絵札の争奪戦を繰り広げた。

 かるた作りを通じて創造性を育むほか、競技による親子や子供同士の交流を目的に、同校区子ども会育成会連合会、黒石地区振興会が主催した。

 競技に使用するジャンボサイズの絵札は、各子供会が地域のPRや話題、家族といったテーマで手作り。4日には黒石地区センターで作品部門の審査が行われ、大胆さや彩りの鮮明さ、読み札の内容の豊かさなどを基準に最優秀、優秀、努力、読み札の各賞を決めた。

 競技部門には同校と近隣の児童50人、その保護者らが参加。終始ハイテンションの子供たちは、札が読み上げられると同時に猛ダッシュを見せ、目当ての札にダイビングするなどして全身でかるた取りを楽しんだ。

 6年間皆勤の石川雄大君(黒石小6年)は、バドミントンで鍛えた瞬発力で何枚も絵札を獲得。「周囲をしっかりと観察することが取るこつ。雪が少なくて走りやすかった」と満足そうだった。

 作品部門の審査結果は次の通り。

 ▽最優秀賞=「健康に 気をつけ過ごそう 今年もね」(小黒石)▽優秀賞=「正法寺 精進料理 おいしいな」(内堀・めばえ、長根・正法寺)、「好き嫌い 何でも食べる 元気っこ」(下柳・二渡・白石沢)▽努力賞=「毎日の 元気のみなもと 朝ごはん」(高清水)▽読み札賞=「火の始末 ひとりひとりが 心がけ」(高清水)

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