上海便 30日就航へ 花巻空港 2路線目の国際定期便
県は11日、世界大手の中国東方航空が運航する花巻空港と上海浦東国際空港を結ぶ路線について、30日を初便とする定期便の運航計画が国土交通省に認可されたと発表した。認可は昨年12月27日付。30日には初便就航を記念した歓迎行事を行う予定。
県によると、定期便の運航期間は30日~3月30日の毎週2往復(水・土曜日)。現時点で確定しているのは冬ダイヤのみで、今後夏ダイヤが公表される見通し。
航空機は156人乗りのエアバス320―214、または120人乗りのエアバス319を使用する。発着時間はいずれも現地時間で、上海浦東国際空港発が午前10時15分で花巻空港には午後2時10分に到着。花巻空港発は午後3時10分で、上海浦東国際空港には午後6時に到着する。
30日は花巻空港に定期便第1号が到着した後、乗客をはじめ官民団体の関係者が出席して歓迎セレモニーを行う。盛岡市内に会場を移し、祝賀レセプションが開かれる予定。
同便の就航に関しては達増拓也知事が昨年12月13日の会見で明らかにし、20、21日には訪中して航空会社を訪ね、円滑な就航に向け協力し連携して取り組むことを確認している。
本県の国際定期便は昨年8月に台湾との間で就航した花巻―台北(桃園)線に続き2路線目となる。