北上・西和賀

稽古重ねた成果披露 黒岩小児童 めでた舞の「笠ぞろえ」【北上】

稽古に励んだめでた舞を披露する黒岩小の4、5年生

 北上市の黒岩地区交流センターが開設する芸能伝承教室「めでた舞」の練習成果を披露する「笠(かさ)ぞろえ」は12日夜、同センターで行われた。黒岩小学校の4、5年生が稽古を重ねた舞いと太鼓演奏を披露し、地域の伝統芸能継承へ思いを一つにした。

 めでた舞は黒岩太神楽の副舞。30年以上にわたり同校児童に受け継がれ、6年生が舞、5年生が太鼓を担当して1年間活動している。来年度の活動に向けて基本の舞と演奏を身に付けようと、毎年冬休みに合わせて教室を開いている。

 今年は5日から12日まで教室を開設。4年生7人、5年生8人の計15人が黒岩太神楽保存会(昆美知男会長)の会員から指導を受け、めでた舞の特徴である扇を回す所作や立ち踊り、太鼓のたたき方、噺(はな)し方の稽古に打ちこんだ。

 最終日は児童がそろいの衣装を身に着け、保護者や学校関係者の前で連日の寒稽古の成果を披露。会員によるはやしの音に合わせ、4年生は「めでたいな、めでたいな」と歌いながら太鼓をたたき、5年生は扇を回して堂々と舞った。

 5年生の多田歩未さんは「腰を低くしてステップを取るのを気を付けた。練習の成果が出せた」、4年生の山田百合さんは「息を合わせて太鼓をたたくのが難しかったけど、本番ではみんなそろっていた」と充実した表情を見せた。

 本格的な活動は4月以降だが、来年度に先立ち2月には同保存会と共に「冬のみちのく芸能まつり」への出演が決まっている。

 昆会長(70)は「今年の子供たちはのみ込みが早く、なかなかの出来だった。芸能まつりのような大きい舞台でやるのは緊張すると思うが、練習通りやってもらいたい」と期待していた。

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