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あすからセンター試験 大学入試 県内7会場で5152人【岩手】

19日から行われる大学入試センター試験を前に正門前に看板を設置する大学職員=岩手大

 19、20の両日に実施される2019年度大学入試センター試験を前に、試験会場となる大学や高校などで準備作業が行われている。2572人が受験する盛岡市上田の岩手大では17日、職員が正門前や構内に看板を設置した。

 県内の志願者数は前年度より10人少ない5152人(男2556人、女2596人)。試験会場は同大(盛岡市)、県立大、盛岡大(以上滝沢市)、富士大(花巻市)、県立大宮古短期大学部(宮古市)など7カ所で、東日本大震災に伴う特例措置で釜石、大船渡両高校も会場になる。

 このうち岩手大では17日午前9時30分すぎ、翌日の受験生の下見に対応するため、職員が「岩手大学試験場」と書かれた看板を正門前に掲示したほか、試験時間や構内を案内する看板を設置。直前の降雪で一面が雪に覆われた中での作業となった。

 盛岡地方気象台によると、19日の県内は冬型の気圧配置が緩み、曇り時々晴れで天候が大きく崩れることはないが、20日は午後から曇りのち一時雪で雪の降る所がある見込み。

 同大入試課の吉田将路課長は「天候が変わりやすい季節。力を発揮できるよう余裕を持ち、早め早めの行動を心掛けてほしい」と呼び掛けている。また、試験会場周辺は例年受験生を送迎する車の駐停車で渋滞するため、公共交通機関で来場するよう促している。

 試験は午前9時30分開始で、初日は地理歴史・公民、国語、外国語、2日目は理科①、数学①、数学②、理科②の順で行われる。

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