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センター試験始まる 2019年度大学入試 県内7会場 大きな混乱なく初日終了【岩手】

2019年度大学入試センター試験に臨む受験生=岩手大試験会場

 2019年度大学入試センター試験は19日、全国693の試験会場で一斉に始まった。県内の試験会場は7カ所で、前年度より10人少ない5152人が志願している。20日までの2日間で6教科が行われ、初日は地理歴史・公民、国語、外国語の4教科が実施された。【7面に解答】

 県内の試験会場は岩手大(盛岡市)、県立大、盛岡大(以上滝沢市)、富士大(花巻市)、県立大宮古短期大学部(宮古市)、釜石、大船渡両高校の7カ所。

 県内志願者5152人の内訳は、現役生が91・5%、既卒者などが8・5%。今春に県内高校を卒業する見込みの生徒のうちセンター試験に志願した人の割合(現役志願率)は前年度を0・2ポイント下回る43・6%だった。

 初日は午前9時30分から地理歴史・公民、国語、外国語(筆記)、英語(リスニング)の順に試験が行われた。県内最多の2500人余りが臨んだ岩手大試験会場では、青空が広がる穏やかな天候の中、受験生が緊張した面持ちで会場入り。担当者から試験の注意事項を聞き、真剣な表情で試験に挑んだ。

 7会場を合わせた各教科・科目の受験者数(受験率)は、地理歴史・公民が4828人(93・7%)、国語が4998人(97・0%)、外国語(筆記)が4991人(96・9%)、英語リスニングが4976人(96・6%)だった。

 岩手大試験会場の1人が、ICプレーヤーの不具合が理由で中断した設問からやり直す「再開テスト」の対象となり、受け直した。

 20日は午前9時30分から理科と数学の試験を実施する。盛岡地方気象台によると、同日は低気圧が東北地方を通過するため、朝から雪が降る見込み。

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