一関・平泉

自然が生む“氷の芸術” きょう大寒【いわて瞬感】

厳しい寒さで所々凍り付いた樋ノ口滝=19日、一関市萩荘字八瀬

 20日は二十四節気の一つ「大寒」。暦の上では一年で最も寒い時期とされる。一関市萩荘字八瀬地内にある「樋ノ口滝」は所々が凍結。周囲の木々にも巨大な氷柱が連なり、美しい“氷の芸術”を作り出している。

 盛岡地方気象台によると、一関地方の19日の最低気温は一関で氷点下0・9度、千厩では同5・7度を観測。冬型の気圧配置が緩み、日中は時折雪がちらついたものの、穏やかな天候となった。

 樋ノ口滝は三の滝から成り、落差10メートルほどの「一の滝」は岩肌が細かな段になっている。細い流れが凍り付いた岩を伝って落ち、軽やかな水音を響かせている。

 同気象台によると、20日は低気圧や気圧の谷が東北地方を通過し、冬型の気圧配置となるため雪や雨が降る見込み。

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