一関・平泉

「無刑録」版木、写本展示 大東・芦東山記念館 26日から冬季特別展【一関】

芦東山記念館の冬季特別展「新しい時代と無刑録」のポスター

 一関市大東町の芦東山記念館は、26日から冬季特別展「新しい時代と無刑録」を開催する。同町渋民出身で、刑法思想の先駆者とされる芦東山(1696~1776年)の書いた「無刑録」の元老院蔵版発刊140年を記念して企画され、貴重な版木や写本を展示する。初日は入館料無料。

 芦東山は江戸時代の儒学者で、仙台藩5代藩主伊達吉村に仕えた。江戸で師事した室鳩巣から中国儒家の刑律に関する説の編纂(へんさん)を頼まれたが、藩が学問所を建てる際に席次に関する願書を出したことから反感を買い、24年間の幽閉生活を送った。この間、刑法思想の根本原理を論じた「無刑録」を完成させた。

 今回の展示では「無刑録の伝播」と「新しい時代と無刑録」をテーマに、無刑録の写本や元老院蔵版の版木などを展示。同館によると、国立公文書館に所蔵されている版木が館外で展示されるのは初めてのこと。

 関連行事として、3月2日には一関図書館を会場に、早稲田大の稲畑耕一名誉教授らを招いた講演会を開催する。

 開催期間は3月17日まで。

 問い合わせは同館=0191(75)3861=へ。

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