一関・平泉

工事現場に光の装飾 東北道平泉スマートIC

平泉スマートICの工事現場に設けられているイルミネーション=平泉町平泉字祇園地内

 平泉町内で行われている東北道平泉スマートインターチェンジ(IC)整備に係る工事現場に長さ50メートル近くあるイルミネーションが飾り付けられ、夜を彩る華やかな光が地域住民らの目を楽しませている。時間は毎日日没ごろから約8時間。

 イルミネーションを設けているのは、スマートIC整備に関わる土木工事を請け負う加藤建設(本社愛知県蟹江町)。平泉字祇園地内での東北道迂回(うかい)路工事で、本線東側に並行して建設中の迂回ルートのり面に沿って高さ約6メートル、長さは足場部分を含めると50メートル近くもあるイルミネーションを飾り付けた。

 2018年12月に設置した当初は年末ということもありクリスマスを意識したデザインだったが、年明け後は赤いマフラーを巻いた雪だるまのカップルが森の中にたたずむデザインに変更。赤、白、緑など鮮やかな色でまとめられた華やかなイルミネーションは、その大きさから400メートル離れた県道三日町瀬原線(旧国道4号)付近からも見ることができる。

 同社では、全国各地の工事現場で地域住民と触れ合いを深めるさまざまな取り組みを展開中で、今回のイルミネーションもその一環。現場作業所の福田憲一さんは「年末にイルミネーションを始めたところ地元から続けてほしいとの要望があり、デザインを変えて続けることにした。工事はまだ2年続くので、今後は子供たちにデザインを考えてもらうなど、地域の人たちに喜んでもらえるような取り組みを続けていきたい」と語る。

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