盛大附、センバツへ 2年ぶり5度目 県勢は4年連続出場【岩手】
第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園球場)の出場32校を決める選考委員会は25日、大阪市内で開かれ、一般選考で盛岡大附が選出された。盛岡大附の選抜大会出場は2年ぶり5度目。県勢にとっては昨年の花巻東に続き4年連続となる。
盛岡大附は昨秋の県大会決勝で花巻東に延長十三回の末に3―2で競り勝ち、2年ぶり10度目の優勝を飾った。本県第1代表として臨んだ東北大会は山形城北、酒田南(ともに山形)、古川(宮城)を破って決勝に進んだが、八戸学院光星(青森)に3―5で敗れ、準優勝となった。
東北大会はコールド勝ち2試合を含め、全4試合で28得点と持ち前の強打を発揮。4戦連続で先発した左腕エース阿部秀俊(2年)を中心に安定した試合運びが光った。
前回出場した2017年の選抜大会は2勝して8強入りしており、チームは春夏通じて東北勢初の甲子園優勝に挑む。
選考委員会では一般選考29校、21世紀枠3校を選んだ。組み合わせ抽選会は3月15日に行われる。
達増拓也知事 春の甲子園に岩手のチームが出場することは、県民にとって大きな喜び。東北、岩手の代表として、持てる力を存分に発揮し、盛岡大附らしいプレーを展開することを期待している。