亀ケ森油絵同好会展 石鳥谷図書館 風景、人物など描く【花巻】
花巻市大迫町の絵画愛好家らによる亀ケ森油絵同好会展は、市立石鳥谷図書館で開かれている。地域の美しい自然や季節の移り変わり、人々の表情などを捉えた力作が鑑賞者の関心を集めている。2月3日まで。
会員6人が油彩画を中心に23点を展示。残雪の山並みや雪の農場、紅葉の山道など風景画を中心に、人物画や静物画も並ぶ。
このうち、高橋久郎代表(80)の「横枕秋色」は、町内を流れる稗貫川に架かる同町亀ケ森「横枕橋」周辺を描いた一枚。昨秋完成したばかりの新作といい、紅葉が映える山林と川の流れ、水面の輝きなどを生き生きとした筆致で表現している。
同会は夏場を中心に月1回ペースで活動し、会員それぞれのテーマで制作。地区文化祭への出展やギャラリー展示といった活動を続けている。高橋代表は「油絵には魅力がある。みんな高齢になってきたので、若い会員に入って来てもらいたい」と話し、会の活動充実と多くの鑑賞を願う。
午前9時~午後6時(最終日は同3時終了)。月曜と2月1日休館。問い合わせは同館=0198(45)6882=まで。