寒さに負けず熱い攻防 北日本雪合戦開幕 3部門86チーム出場【西和賀】
ほっとゆだ2019北日本雪合戦大会(西和賀町など主催)は26日、同町の湯田小学校グラウンド特設コートで始まった。県内でも最大規模の雪合戦大会で、今年も出場チームが雪玉を手に熱戦を繰り広げている。27日まで。
町内外の参加者が交流を深めることで、町の観光振興につなげようと毎年開催している。
今年も3部門を開設し、一般に40チーム、ミックス(男女混合)に41チーム、レディースに5チームがそれぞれ出場。初日は各部門で3チーム一組での予選リーグが行われた。
競技は3セットマッチで、より多くの相手に雪玉を当て「アウト」にするか、相手陣地の旗(フラッグ)を奪い取ればセットを得るルール。プレーには特徴が表れ、真っ向から玉を投げ込み突撃するチームがある一方、シェルター(遮蔽(しゃへい)物)で身を守って隙を突くチームも。冬ならではの競技に、会場は盛り上がりを見せていた。
ミックスのNTTいわてせきれい(盛岡市)は、6年連続出場。青柳忍監督は「チームワークを大切に戦った。普段仕事で世話になっている人も出場しており、楽しくプレーできた」と爽やかな表情を見せていた。
最終日は決勝トーナメントまでの各試合が行われる。
同大会の成績を参考に、2月に北海道で開かれる第31回昭和新山国際雪合戦の出場チームを推薦する。