大谷、周囲へ感謝 新人王授賞式でスピーチ
【ニューヨーク時事】米大リーグで昨季のア・リーグ最優秀新人に選ばれたエンゼルスの大谷翔平投手(花巻東高出)が26日、ニューヨークで行われた授賞式に出席し、周囲への感謝を表した。両リーグ最優秀選手のベッツ外野手(レッドソックス)、イエリチ外野手(ブルワーズ)らとともにたたえられ、「偉大な選手たちとこの場にいられるのは光栄」とスピーチした。
授賞式には、各賞の投票を行った全米野球記者協会が主催し、ファンや関係者約800人が出席。大谷はエンゼルスのエプラー・ゼネラルマネジャーから紹介され、メモを見ながら英語であいさつ。球団やチームメートへの感謝の言葉を述べ、「きょうのために日本から来てくれた両親にも感謝したい」と話すと、大きな拍手が贈られた。最後に「次はカンニングペーパーなしであいさつできるようにしたい」と笑いを誘った。
昨年10月に右肘の靱帯(じんたい)再建手術を受けた大谷は、今季は打者に専念する。アリゾナ州テンピでの春季キャンプは2月中旬に始まる。