伝統継承 精進誓う 成田神楽舞初め【北上・花巻】
成田神楽舞初めは27日、北上市の成田公民館で開かれた。青少年たちが息の合った優雅な舞を見せ、今年1年稽古に精進することを誓った。
成田神楽保存会(伊藤勝彦会長)が毎年開催し、同保存会や花巻、北上両市の青少年による成田神楽少年団の計11人が出演。地域住民ら約50人が観賞した。
踊り手は主に小中学生、高校生、学生が務め、大蛇退治や翁舞、三番叟(さんばそう)、八幡舞など7演目を繰り広げた。太鼓と笛、かねに合わせ若さあふれる踊りを見せ、演目が終わるごとに大きな拍手が寄せられていた。