花巻
ひな飾りでおもてなし 市内温泉旅館、ホテル20施設 ３月まで展示 観光客を出迎え【花巻】
花巻市内の温泉旅館・ホテル20施設では、豪華なひな段飾りなどを展示し、観光客に一足早いひな祭り気分を味わってもらっている。３月３日まで。
花巻観光協会と花巻温泉郷観光推進協議会が開催している「花巻温泉郷の雛（ひな）まつり」で、２０１７年から始まり今年で３回目。加盟する施設でひな段飾りやつるしびななどを飾って観光客を出迎えている。
同市湯口の渡り温泉別邸楓（かえで）では、フロント前に高さ約２メートルの７段のひな段飾りを展示。同まつり開催前からひな祭りに合わせて毎年飾っているもので、観光客が足を止めて眺めたり、写真を撮ったりするなど人気を集めている。
楓に隣接するホテルさつきでも正面入り口そばの階段の踊り場に、７段のひな段飾りを展示。こちらでも観光客らがひな祭り気分を味わっている。
楓では、桃の節句にちなんで宿泊客に抹茶のサービスも行っている。フロント担当の小野みゆきさんは「ひな飾りがお客さまを出迎えている。ひな祭りの宿泊プランも用意しているので足を運んでほしい」と呼び掛ける。
同まつりに参加する各施設では、ひな祭りのおもてなしプランを設け、花巻の冬の魅力を発信している。
問い合わせは各宿泊施設、花巻観光協会＝０１９８（２９）４５２２＝へ。
渡り温泉ホテルさつきと別邸楓を除いた展示施設は次の通り。（かっこ内は温泉名、所在地）
佳松園、ホテル紅葉館、ホテル花巻、ホテル千秋閣（以上花巻温泉）観光荘、松田屋旅館、やまゆりの宿、ホテル三右衛門（以上台温泉）悠の湯風の季（松倉温泉）湯の杜ホテル志戸平、游泉志だて（以上志戸平温泉）山水閣（大沢温泉）優香苑（山の神温泉）藤三旅館、心の刻十三月（以上鉛温泉）結びの宿愛隣館（新鉛温泉）割烹旅館廣美亭（湯本）ホテルベルンドルフ（大迫町）
