奥州・金ケ崎

受賞者9人夢語る ユースネットフォーラム さわやか賞に7人6団体【奥州】

受賞者の児童生徒がパネリストとして活動や将来の夢、目標などを語ったのびのびユースネットフォーラム

 奥州市青少年育成市民会議(阿部靖彦会長)による2018年度のびのびユースネットフォーラムは10日、同市水沢のメイプルで開かれた。今年度さわやか賞に選ばれた幼児や小中高生の7人6団体の表彰式が行われたほか、受賞者9人がパネリストとなり日ごろの地域活動内容や今後の目標、夢などを語った。

 表彰式では郷土芸能や幼稚園・学校活動、地域のリーダー活動を通し、地域住民に爽やかな印象を与える取り組みなどを行ってきた各受賞者・団体代表の子供たちに、阿部会長が賞状と盾を授与した。

 受賞者を代表して上姉体幼稚園、岩谷堂小学校合唱クラブ、水沢高校音楽部の3団体が活動発表を行い、上姉体幼稚園は園児3人がそろいの装束で「よっちょれ」の遊戯を元気いっぱいに上演。他の2団体はそれぞれ部員が心を一つにした合唱で会場を魅了した。

 「地域で育む子どもたちの未来-聞いてください、私たちの夢!-」をテーマとしたフォーラムでは、阿部会長がコーディネーターを務め、受賞者の個人や団体の代表、部長ら9人がパネリストとして参加。活動内容や活動を通じて得たこと、将来の夢、今後の目標などを述べた。

 水沢高音楽部の及川ゆめ部長(2年)は、コンクールに向けた練習のほか、地域のイベント参加、保育園、老人ホームへの訪問など同部の活動を説明して「ボランティアに部活動として関わる貴重な経験をさせていただいた。音楽部に入って良かった」と発言。今後の目標としてコンクールでの全国大会出場を挙げ、「全国でも結果を残したい」と意気込んだ。

 また、同市水沢の黒石地区で寺子屋活動などのジュニアリーダーとして活躍してきた山内望憧さん(前沢高3年)は目標について、自動車運転免許取得とともに「寺子屋OB」になることを示し、「卒業しても活動していきたい」と語っていた。

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