一関・平泉

中学3年間歩んだ「私のくつ」 川崎市民セ・粘土細工を展示【一関】

川崎中3年生が制作した粘土細工を紹介しているちゃっこいアート展「私のくつ」

 一関市川崎町の川崎市民センターロビーで、ちゃっこいアート展「私のくつ」が開かれている。川崎中学校3年生がそれぞれ愛用の上履きをモチーフに制作した粘土細工を展示。細部まで丁寧に仕上げた力作がそろい、来館者を楽しませている。28日まで。

 同校では3年生が美術の授業で、残り少ない中学校生活への思いを込め、粘土で上履きを制作するのが慣例となっている。上履きは白地に青いラインの入ったデザインで、1人1点ずつ片方だけを作った。

 展示作品には「しっかりと本物を見て、ひもやマークを同じように再現した」などと作者のコメントも添えられた。履き古して型崩れした感じがうまく表現され、来館者も「本物みたいだ」と声を上げて見入っていた。

 同センターでは、ちゃっこいアート展として自薦他薦を問わず出品希望を受け付け、町内の個人や団体による創作・文化活動や学習の成果を月替わりで展示紹介している。

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