花巻

再会願い稚魚放流 花巻・豊沢川で親子連れら

4年後の再会を願ってサケの稚魚を豊沢川に放流する子供ら

 花巻市の豊沢川漁業協同組合(佐藤寛治代表理事組合長)は17日、同市桜町の豊沢川河川敷でサケの稚魚放流会を開き、参加した子供や親子が大きく育ったサケとの再会を願いながらバケツで稚魚を放流した。

 市内外から親子連れや市、協賛企業・団体の関係者ら約100人が参加。佐藤組合長が大きく成長し戻ってくることを願って優しく流すよう呼び掛けた。参加者は稚魚が入ったバケツを手に早速川岸に向い、「大きくなってね」などと語り掛けながらバケツを傾け、元気に泳ぐ稚魚を見送っていた。

 親子4人で参加した滝沢市の団体職員浅井恵さん(29)は「体験を通して魚が育って戻ってくることを教えられ、いいことだと思う。子供の頃を思い出し、自分も楽しかった」と話した。長女陽愛ちゃん(3)は「かわいい」と笑顔を見せた。

 同日放流したのは、2018年10月から12月に北上川との合流付近を遡上(そじょう)したサケから採卵し、ふ化させた体長6センチほどの稚魚約10万匹。同組合員の放流分や前日までに放流した分も含めると放流総数は計27万4000匹を数える。4年後には大きく育ち遡上してくるという。

 稚魚放流は、今年15年目。遡上するサケは年々増えてきているといい、佐藤組合長は「子供たちを含めて多くの市民に、サケが遡上してくるほどのきれいな水、きれいな河川環境をみんなで守ることへの理解を深めていきたい」と期待を寄せた。

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