奥州・金ケ崎

手作り人形 来場者魅了 伝建群8会場 要害雛祭り開幕【金ケ崎】

伝建群内を中心とする8会場に段飾りや手作りの人形などが並ぶ金ケ崎要害雛祭り=金ケ崎町・白糸まちなみ交流館

 第7回金ケ崎要害雛(ひな)祭りは23日、金ケ崎町西根の国選定城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区(伝建群)内を中心とする8会場で始まった。地域に受け継がれる段飾り、手作りのひな人形などが華やかに会場を彩り、来場者を魅了している。3月3日まで。

 同町西根裏小路の白糸まちなみ交流館では、7段飾りや地元の城内町並み保存会の会員手作り品など約200点を展示。会員の作品は紙、布などさまざまな素材を用い、手のひらサイズから大ぶりの物まで多種多様なひな人形が並ぶ。自身も制作に取り組んでいるという来場した女性は「参考になる」と語り、写真を撮りながらじっくりと鑑賞した。

 また、同町西根諏訪小路の旧坂本家侍住宅では、段飾り8点と江戸期以降のひな人形、地区民らが手掛けた貝びななど約200点を公開した。

 8会場の施設関係者らで組織する実行委が主催。期間中は限定ランチの販売、サービスなどを行う会場もあるほか、スタンプラリーを実施している。

 開館時間は各会場異なり、一部施設では休館日もある。詳しい問い合わせは金ケ崎要害歴史館=0197(42)3060=へ。

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