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いわて復興新時代 再生の歩み力強く 県、ポスターと動画制作

県が新たに制作した「いわて復興新時代」のポスター。大槌町立吉里吉里学園

 県は、東日本大震災の発生から8年を迎えるのに合わせ、復興の歩みを進める人々を取り上げる「いわて復興新時代」として、ポスターと動画を制作した。

 復興の歩みを進める本県の今を伝え続けることで、震災の記憶を風化させずに、復興への継続的な支援につなげようと毎年制作している。

 ポスターと動画の2種類で、小中一貫教育の大槌町立吉里吉里学園で、児童生徒が復興教育に取り組む様子を取り上げている。

 震災で被災し不通となっていたJR山田線宮古―釜石間が経営移管され、3月23日に全線開通する三陸鉄道リアス線(久慈―盛間、163キロ)にスポット当てた。動画では全線開通に向けた取り組みと開通を喜ぶ地域住民の姿を紹介している。

▲県が新たに制作した「いわて復興新時代」のポスター。三陸鉄道

 ポスターのみは2種類で、昨年12月に新校舎が完成した陸前高田市立気仙小学校の5年生のほか、ラグビーワールドカップ2019日本大会が開催される釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムと大会準備に取り組む地域住民を取り上げた。

 本県の復興状況を発信するため3月8~14日は、東京都の東京スカイツリーで、復旧復興のパネル・ポスター展や動画上映なども行う。

 ポスターと動画は、県特設サイト「いわてとあなたが、つながるページ」のほか、動画投稿サイト「YouTube」の県公式動画チャンネルで公開している。

momottoメモ

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