つるし雛華やかに 前沢ふれあいセンターに展示【奥州】
前沢商工会女性部(菊地節子部長)が制作したつるし雛(びな)が、奥州市前沢字七日町裏の前沢ふれあいセンターにお目見えし、地域に華やかな雰囲気を醸している。
同部は十数年前からつるし雛作りを開始。5、6年前からは前沢のまちを活気づける意味などを込めて同センターでの展示を始めたという。また、園児たちを招いての鑑賞会も開いている。
28日には地元の幼稚園や保育園・保育所の子供たちを招待。童人形や扇、米俵、花といったつるし雛20基ほどが飾られたロビーで、童謡を歌ったり絵本の読み聞かせや腹話術を楽しんだりした。
人形に駆け寄った子供たちは「うわー、きれい」と大喜び。菊地部長は「子供が大きく元気に成長することを願って作っているので、喜んでもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
つるし雛は3日まで飾られる予定。