一関・平泉

白寿 元気に放水 大東 蒸気ポンプがデモンストレーション【一関】

放水デモンストレーションで雄姿を披露した蒸気ポンプ

 一関市大東町の蒸気ポンプ保存会と市消防団大東地域第3分団は3日、春季全国火災予防運動(7日まで)の関連行事として、1920(大正9)年に導入した蒸気ポンプのデモンストレーションを行った。県下で稼働できる唯一の蒸気ポンプ。放水でくす玉を開くと、「祝99才 おめでとう」と書かれた垂れ幕が下り、住民そろって白寿を祝った。

 この蒸気ポンプは、まきを燃やして発生させた蒸気の力で放水する仕組み。48年まで馬に引かれて火災現場に駆け付け、威力を発揮したという。その後、故障や破損したまま格納され、74年に復元修理されて以来、防火広報のため毎年春にデモンストレーションで披露されている。

 同日は昭和初期に導入された腕用ポンプとエンジンポンプも並び、一斉に放水してくす玉を開いた。このほか、来場した子供たちが防火服とヘルメットを着用して消防士に扮(ふん)し、ミニポンプのホースを握って放水を体験した。

 同保存会の村上勲会長は「これら大正、昭和に導入されたポンプは住民の寄付で購入したものだ。蒸気ポンプは来年100歳になる。先人を思いながら、住民の防火意識を高めていきたい」と話した。

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