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五輪規格食材で定食 県庁生協食堂 11日から提供【岩手】

GAPやMELの認証を受けた県産食材を使った日替わり定食を試食する関係者。11日から県庁食堂などで提供する
試食会、味に太鼓判

 2020年の東京五輪・パラリンピックを見据え、県庁生協食堂は選手村などの食材調達基準となっているGAP(農業生産工程管理)やMEL(水産エコラベル)の認証を受けた食材を使った日替わり定食を考案した。8日は県や五輪関係者が試食し、両大会を契機に岩手の安心・安全な食材を世界に発信していく意欲を新たにした。定食は11日から5日間、同食堂などで提供する。

 県は世界各国のアスリートや観光客が集まる両大会を地元食材PRの契機とし、選手村などでの県産食材の提供を目指している。実現に向け、同食堂が県産食材を使った定食を考案。12日で東京五輪開幕500日前となることから、この週の提供を決定した。

 定食は▽サンマフライ▽ロースカツ▽回鍋肉▽サンマの竜田揚げ▽カツ玉―の5種類。本県初のASIAGAP(アジアギャップ)の団体認証を取得した県産ブランド米「金色(こんじき)の風」をはじめ、MEL認証の鎌田水産(大船渡市)のサンマ、東北の企業で初めてJGAPを取得したアーク(一関市)の豚肉など、食品安全や環境保全に配慮した材料を使用した。

 県庁食堂で行われた試食会には、国や県の関係者ら12人が出席。生産者から各食材の説明を受けて味わった。

 アルベールビル五輪ノルディック複合団体金メダルの三ケ田礼一さん(52)=八幡平市出身=は「安全でおいしい食事はとても重要。世界で活躍するアスリートにぜひ食べてもらいたい」と絶賛。金色の風を生産するJAいわて平泉ブランド米部会の小野正一会長は「ASIAGAPは世界に認められた基準。コメが選手村で提供されれば大変うれしい」と期待を込めた。

 日替わり定食は610円(税込み)で、1日100食限定。同食堂と盛岡合庁で提供する。達増拓也知事は「岩手の安心・安全な食材は世界に通用する。東京オリ・パラの機会に認証制度を活用し、地方が主役になることを期待する」と語った。

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