手塩にかけたかれんな花々 あすまで洋ラン展【奥州】
第32回「いわて洋ラン展」(岩手蘭友会主催)は8日、奥州市水沢のメイプル4階で始まった。会員らが手塩にかけたラン約130鉢が並び、かれんに咲いた花々と甘い香りが会場を満たしている。10日まで。
今展には会員、一般愛好者が持ち寄った120種ほどの洋ランがずらり。同会の佐藤正人事務局長(65)によると「偏りがなく、さまざまな花が満遍なく出品された」と種類の豊富さが売りだ。
デンドロビウムやカトレア、シンビジウムをはじめ、白い花弁が清らかなセロジネ、紅色が鮮やかなステノリンコス・スペキオスムといった洋ランが来場者を魅了。写真を撮ったり、会員に管理方法を尋ねたりしながら、多くの花に囲まれた空間を楽しんでいる。
各種洋ランの即売のほか、9、10の両日には植え替え講習会も開催。最終日午後3時からは、ディスプレーのオークションも予定している。
いわて洋ラン展は午前10時~午後5時(最終日は4時)。入場無料。