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オリジナルビール限定販売 JR盛岡支社 遠野産ホップ使用

JR盛岡支社が9日に発売したオリジナルビール(右)。大槌復興米(左)や遠野産ホップを使用している

 JR盛岡支社は9日、遠野産ホップ「IBUKI(いぶき)」と大槌町ゆかりの「大槌復興米」を使ったオリジナルビールを発売した。クセのない飲み口と華やかな香りが特徴。県内の新幹線停車駅や、蒸気機関車「SL銀河」の車内などで6000本限定で販売する。

 商品名は「TONO BEER GOLDEN ALE(トオノ・ビール・ゴールデン・エール)」。遠野市との連携協定に基づきキリンビールが開発した「IBUKI」と、東日本大震災による津波で同町の民家に流れ着き、同市で芽吹き実った3株の稲から生産された「大槌復興米」が使用されている。同市唯一の酒蔵「上閉伊酒造」が加工し、9日からJR東日本の関連企業などが売り出している。

 330ミリリットルで、アルコール分5%。価格は税込み500円(盛岡駅飲食店舗では600円)。ラベルはSL銀河をイメージし、星空にシルバーメタリックのナンバーがデザインされている。

 県内の各新幹線駅をはじめ、遠野市の道の駅風の丘、SL銀河の車内などで販売する。JR盛岡支社運輸部事業課の高橋伸副課長は「キレがあり軽い飲み口で誰でもおいしく味わえる。新たなビールで地域活性化につなげたい」としている。

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