希望つなぐ つながる未来 東日本大震災から8年【岩手日日第2朝刊】
東日本大震災から8年。三陸鉄道リアス線が23日に開通し、一本のレールでつながる。8年ぶりに沿線住民の足が確保され、観光振興への貢献も期待される。
花巻市と釜石市を結ぶ復興支援道路「東北横断自動車道釜石秋田線」は念願の全線開通を果たした。「三陸沿岸道路」と接続し、内陸と沿岸のアクセスが向上した。
震災の風化や内陸避難者の「社会とのつながり」の希薄化など問題も山積み。大動脈の完成が人と人とのつながりを生み、生活・経済再建につながれば、真の復興が見えてくる。