奥州・金ケ崎

阿部君(水沢工高3年)理事長賞 ジュニアマイスター顕彰 22資格を取得【奥州】

ジュニアマイスター顕彰・理事長賞を受賞した阿部君

 在学中に国家資格や検定を取得した工業系高校の生徒をたたえるジュニアマイスター顕彰制度(全国工業高等学校長協会主催)で、水沢工業高校電気科3年の阿部拳斗君(18)=奥州市水沢=が理事長賞を受賞した。理事長賞は全国の若干名をたたえるもので、本県からは唯一で、同校としては2年連続の快挙。22の資格を取得している阿部君は「資格取得を通じて苦手意識を克服できた。これからもチャレンジし続けたい」と抱負を語っている。

 ジュニアマイスター顕彰は、取得した資格に応じたポイントを付けて合計点でブロンズ、シルバー、ゴールド、特別表彰を贈る。理事長賞は特別表彰の中でも優秀な生徒をたたえるもので、2018年度は14人だった。

 阿部君が挑戦したきっかけは「入学当初はそれほど資格に興味はなかったが、昨年理事長賞を受賞した先輩の姿を見ていて3年生になる時になって自分もやってみようと思った」という。

 同校では1年時に第2種電気工事士を受験するが、阿部君は最初の挑戦で失敗。「クラスの半分以上が合格している中での不合格。ただ試験の勘所が分かった。再受験して第2種に合格した後、1年生のうちに第1種も合格した」と、失敗から学んだ経験を語る。

 ジュニアマイスターを目指したのは3年生になる直前。指導した梅村吉明教諭は「昨年の生徒と比べると3年進級時の得点が少なくてどうかと思ったが、試験日程と取り組み方をアドバイスしてみたところ次々に合格してくれた。専門分野以外も幅広く勉強できたことは卒業後も役立つはず」と語っている。

 阿部君は「1人で盛岡市や仙台市、秋田市の会場に行って受験したことで、資格の知識や技術だけでなく交通機関の使い方や勉強の仕方が身に付いた」という。「勉強への苦手意識もあったが、資格を取っていくうちに楽しくなった。4月から就職するが、2年ぐらいかけて第3種電気主任技術者を取りたいと思っている」と前を見据える。

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