奥州・金ケ崎

子供の送迎 安全・安心 タクシー会社、広がる支援【奥州】

奥州市水沢の2社が子育てタクシー運行開始。水沢保育園での出発式

 奥州市水沢の北都交通(小野真紀子代表取締役社長)と水岩タクシー(小野幸宣代表取締役社長)は13日、子育てタクシーの運行を開始した。子育て家庭の送迎を専任ドライバーによる配車でサポートする取り組み。既に水沢タクシーが取り組んでおり、同市水沢に本社を持つタクシー会社3社で利用可能となった。地域の身近な足として安全・安心を支える取り組みとして期待が寄せられている。

 子育てタクシーは、子育て中の外出や子供のみでの通園、通学を支援するほか、陣痛時の産院への足として利用できる。同市では、研修や消耗品購入などの支援を行っている。専任ドライバーは全国子育てタクシー協会が実施する講習と保育実習を受けた専門のドライバーで、3社ではこれまでに26人を養成した。

 同日は、同市水沢の水沢保育園(後藤真子園長、園児127人)で出発式が行われ、小野社長が「どんな時でも手助けすることが大事。地域の子育ての応援団となって、まちづくりのため一歩一歩歩みを進めたい」とあいさつ。後藤園長は「園児はタクシーが大好き。園児や子供たちを大切に思い、応援してくれる人が地域にたくさんいるのはうれしい」と取り組みを歓迎した。

 アトラクションとして同園で実習した北都交通専任ドライバーの戸来忠志さん(59)によるウクレレ伴奏で、園児が小野社長と一緒に人気アニメの主題歌を歌った。

 その後、水岩タクシーの工藤ゆき乃取締役総務課長ら両社の専任ドライバーが入口に止めたタクシー2台に園児らを乗せ、園周辺を回るコースに出発。他の園児らが拍手したり、歓声を上げたりして出発を喜んだ。

 子育てタクシーは、送迎や陣痛時などのスムーズな利用のため原則として事前登録制。料金の加算はないという。北都交通は同市内と金ケ崎町、水岩タクシーは水沢、江刺両地域をカバーする。

 北都交通の小野社長は「今年も1、2回の講座を開き、専任ドライバーを10~20人増やしていきたい」と語っている。

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