北上・西和賀

展勝地舞台に市民劇場 幻想的 おいらん道中も【北上】

展勝地を舞台にした創作劇「展勝地おいらん道中事始め」
地元愛する市民を熱演

 北上市民劇場第42回公演「展勝地おいらん道中事始め」は16日、市文化交流センターさくらホールで開演した。「北上を盛り上げたい」という思いを持った人々が、展勝地を舞台に繰り広げる人間ドラマをキャスト、スタッフが心一つにつくり上げた。

 「展勝地おいらん道中事始め」は北上の名所・展勝地で毎年春に開催されているおいらん道中の始まりを描いた創作劇。

 市民劇場制作プロジェクトが脚本を担当し、複数の参加者が各場面を書き上げるチーム制作方式を採用。さくらまつりの新たなイベントとしておいらん道中を実現させようと、見えない「世間の声」に翻弄(ほんろう)されながらも、開催に向け奮闘する主人公たちの姿をコミカルに描いた。

 舞台では出演者が市職員、観光協会、歌舞伎保存会などそれぞれの立場から地域発展を願う市民の姿を熱演。実際のさくらまつりに参加している黒沢尻歌舞伎保存会も登場し、伝統的な装束や迫力あふれる演技で観衆を圧倒した。クライマックスでは桜が舞う幻想的なおいらん道中を繰り広げ、客席から惜しみない拍手が送られた。

 主演の市職員田鎖役を務めた藤原慶さん(25)=同市和賀町横川目=は「地元が好きで地域を盛り上げたいという田鎖の役柄と、地元に住む自分の気持ちに重なる部分があった。緊張したが練習の成果が出せた」と充実した表情を浮かべた。

momottoメモ

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