若者TAKUらみ活気 屋台や体験「ケの市」初開催【一関】
一関市の10~20代の若者らで構成し、地域活性化に取り組むTAKU。(たくまる)は21日、マルシェ「ケの市」を同市大町のなのはなプラザで初めて開いた。雑貨や食材、古本などを販売する屋台が並び、来場者が買い物や体験イベントを通じて出店者と触れ合い、楽しいひとときを過ごした。
参加者同士の交流のほか、地元の商店街を盛り上げようと開催。日本の伝統的な世界観を表す「ハレとケ」から、日常という意味の「ケ」を取ってイベント名とした。
TAKU。のメンバーが普段の生活で地域にあって欲しいと思う店を話し合い、市内外から10店が参加。出店には安価で手軽に作れる「山形ヤタイ」を用い、インターネット交流サイト(SNS)を活用してPRしてきた。
同日は親子連れら約200人が来場。野菜、日本茶などの飲食品やハンドメイドの雑貨などが販売され、目当ての品を探す買い物客らでにぎわった。