花巻

初出品金賞たたえる 大迫限定ワイン 関係者が祝賀会【花巻】

「葡萄園の妖精・赤」の金賞受賞を祝う関係者

 花巻市大迫町だけで販売されているオリジナルワイン「葡萄園の妖精・赤」のサクラアワード2019金賞受賞祝賀会は23日、同町の大迫ふるさとセンターで開かれた。関係者50人が出席して初出品ながら品質の高さが認められた大迫限定ワインの栄誉をたたえた。

 葡萄園の妖精の赤ワインは、女性の愛好家による審査会「第6回サクラアワード2019」で、世界34カ国からエントリーされた4326アイテムのうち最高賞のダブルゴールドに次ぐゴールド(金賞)を受賞した。

 祝賀会には大迫限定ワインを販売する同町内の酒販店や製造するエーデルワイン、デザインを手掛けた関係者、来賓らが出席。主催者の花巻商工会議所大迫支部の山影義一部会長があいさつ、来賓の上田東一市長の祝辞、小原雅道市議会議長のあいさつで乾杯し、受賞を祝った。

 このうち葡萄園の妖精を販売する大迫町内7店舗を代表して、近村酒店の近村文雄代表が「(ワインの)ブレンドする割合も確立され、おいしいワインが毎年出来上がっている。初めての出品にして金賞を受賞でき、誇りに思う。これからも皆さんに喜ばれるワインを目指したい」と語った。

 葡萄園の妖精は花巻商議所大迫支部、エーデルワイン、酒販店がプロジェクトチームを組織して展開。酒販店の意見を取り入れて、良質なブドウで醸造された赤白の2種類を大迫町だけで販売している。受賞した赤ワインはロースラーとメルロー、ツヴァイゲルトレーベをブレンドし、果実味とコクのある仕上がりでワイン愛好者の人気を呼んでいる。

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