地元食材でジャンボのり巻き 佐倉河子ども会 リーダー育成研修会【奥州】
奥州市の佐倉河地区子ども会育成会連絡協議会(千葉仁美会長)の研修会は24日、同市水沢の同地区センターで開かれた。新年度に上級生になる児童はリーダー役としての意識を新たにしながら、力を合わせてジャンボのり巻き作りを楽しんだ。
同研修会は、次年度に子ども会のリーダーを務める上級生の育成が狙い。毎回、年度末の時期に、危険予知訓練やレクリエーションなどが行われており、今回は「食育」をテーマに、佐倉河小学校の3~5年生を中心とした児童22人が地元食材を使ったのり巻き作りにチャレンジした。
食の匠(たくみ)で地元の菅原静子さん(77)が講師で、自然乾燥した地場産の「ひとめぼれ」でジャンボのり巻きのほか、「バラ花ずし」作りを指導した。
ジャンボのり巻きは約7メートルの長さで、エプロンとマスク姿の児童は保護者に手伝ってもらいながら、のりに載せたご飯にかんぴょうや卵焼き、シイタケなどの具材を並べ、慎重に巻いてのり巻きを仕上げていた。
髙橋日菜さん(5年)は「みんなで協力して大きなのり巻きがうまく作れて良かった。6年生になったら、下級生を引っ張っていけるリーダーになりたい」と話していた。