花巻

総合花巻病院 来年3月1日開院 理事会で決定 新棟は10月末完成

花巻市御田屋町地内で移転新築工事が進む総合花巻病院

 花巻市の公益財団法人総合花巻病院(大島俊克理事長)は、27日までに同市御田屋町に移転整備を進めている新病院を2020年3月1日に開院することを明らかにした。病院本体は今秋完成予定で、開院日までに入院患者の移送や外来診療開始の準備を進める計画を立てている。

 同法人によると、開院日は26日に開かれた理事会で決定したという。現在建設が進められている新病院本体は、10月末の完成を目指す。

 同病院は、既存施設の老朽化・狭隘(きょうあい)化の解消のため、国や市の支援を受け、同市御田屋町の県立花巻厚生病院跡地に移築する。18年2月に着工しており、施設は鉄骨造り6階建ての病院と特定施設(介護施設)を、市道を挟んだ南側の同市東町に専修学校(花巻高等看護専門学校)を配置する。

 病床数は189床の計画で、一般急性期医療の受け皿としての機能を継続。地域包括ケア病棟を導入するほか、リハビリテーション機能を充実させる。

 病院完成後に診療開始に向け、診療に必要な医療機器の整備などを進める方針。同法人は開院に向け準備を着々と進めていきたいとしている。

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