ピカチュウと楽しい旅を ポケモントレイン ヘッドマーク一新
JR東日本が震災復興支援を目的に大船渡線で運行している「ポケモントレイン気仙沼号」は、6日にヘッドマークをリニューアルする。一関市の名勝・猊鼻(げいび)渓など、本県を代表する風景と人気キャラクター・ピカチュウがデザインされており、6月23日までの期間限定で車体の前後に掲出する。
2019年度の同列車運行に当たり、JR盛岡支社などが展開する「いわて春の観光キャンペーン いわて幸せ大作戦!!」の一環で実施。
新しいヘッドマークは、雫石町の小岩井農場に咲き誇る「小岩井の一本桜」と、日本百景の一つに数えられる猊鼻渓を描いた「猊鼻渓の舟下り」の2種類。それぞれの風景をバックに、駅長に扮(ふん)した愛らしいピカチュウが列車の乗客を出迎える場面がデザインされている。
各ヘッドマークを車体の前後に取り付け、6日から一ノ関-気仙沼間で運行。時間は下りが一ノ関午前11時1分発、気仙沼午後0時51分着。上りが気仙沼午後2時37分発、一ノ関午後4時35分着。全車指定席で、指定席券は乗車日の1カ月前からJR東日本の駅や「みどりの窓口」「えきねっと」などで購入できる。
乗客に配布する記念乗車証も、英語表記を盛り込んだものにリニューアルする。同支社は「大人から子供まで、ポケモントレインでピカチュウと一緒に沿線の旅を楽しんでほしい」としている。