新元号発表“会見風”に 現代詩歌文学館 顔出しパネル設置【北上】
新元号「令和」にちなんだ顔出しパネルが北上市本石町の日本現代詩歌文学館正面入り口にお目見えし、来館者の注目を集めている。
同館の2019年度常設展「平成の詩歌人たち-響きあうことば-」の一環で企画され、政府が1日に「平成」に代わる新たな元号を発表したことを受けて設置した。
パネルの大きさは、縦180センチ、横90センチほど。表面には前回改元時に小渕恵三官房長官(当時)が書を見せる姿、裏面には菅義偉官房長官が「令和」を掲げる“会見風”に仕上げられている。
同館の濱田日向子学芸員(27)は「私は平成生まれなので、元号が代わる時はこんな感じなのかと意外さを感じた」とにっこり。「顔出しパネルを楽しみ、難しいイメージがある詩歌にも親しんでもらうきっかけになれば」と話していた。
開館時間は午前9時~午後5時。パネルは常設展が終了する20年3月15日まで設置される。