新年度スタート 新採職員に辞令交付
官公庁や民間企業で1日、2019年度業務がスタートした。花巻、北上、奥州、西和賀、金ケ崎の各市町では定期人事異動職員や新規採用職員らを対象に辞令交付式が行われ、職員が引き締まった表情で式に臨み、地域発展のため職務に励むことを誓った。
このうち花巻市の新採用職員辞令交付式は、同市花城町の市役所本庁舎で行われ、市長部局や消防本部、教育委員会、議会事務局に配属される46人が上田東一市長らから辞令を受け取り、公務員生活の第一歩を踏み出した。
新採用職員を代表して総合政策部秘書政策課主事の萩原千尋さん(25)が「公務を民主的かつ能率的に運営する職務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行します」と力強く宣誓した。
上田市長は「市職員の仕事に就くことを心から歓迎したい。仕事に慣れるには時間がかかるだろうが、市と市民のためになるかを考え業務を推進してほしい。市民生活の向上に役立てられることを誇りに持って仕事に邁進(まいしん)してほしい」と呼び掛けた。