金色の風で米粉クッキー 松栄堂とJR 口どけ、食感にこだわり【岩手】
菓子製造販売の松栄堂(一関市、小野寺宏眞社長)は1日、JR東日本盛岡支社と共同開発した新商品「粉雪ビスキィユ」を発売した。県産ブランド米「金色(こんじき)の風」を使用した米粉クッキーで、淡い口どけの新食感が楽しめる。
同日スタートした同支社の「いわて春の観光キャンペーン いわて幸せ大作戦―」(6月末まで)の地元食材を使用した新商品販売の一つ。1年ほどかけて商品化にこぎ着けた。
「パウダースノー(粉雪)が溶けるような軽くやさしい口どけ」が特長で、舌の上で溶けるホワイトチョコレート風味が日本茶やコーヒー、紅茶にも合う絶妙な焼き上がりを実現した。
発売初日は盛岡駅2階「大地館」で試食販売会を開催。松栄堂盛岡営業部の木村好秀部長は「普通のクッキーとは違う食感を味わってほしい」とPRする。2日も開く。
2個ずつ個包装した6袋(計12個)入りで1箱961円(税込み)。
盛岡駅のほか、一ノ関、水沢江刺、新花巻の各新幹線駅、他に松栄堂直営店でも販売する。